吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

アクセスカウンタ

zoom RSS 彦次郎

<<   作成日時 : 2010/07/13 00:50   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

東奔西走の日々が続いています。
移動時間が多くなると、読書量も増えてしまいます。

「あまりいい評判がないということは、
肝心な時にはきちんと仕事をしている、ということなのだろうからな」
これは、光武利之が内山彦次郎に言った言葉です。

それ誰やねん?って(笑)
北方謙三さんの「独り群せず」(文春文庫)の登場人物です。
内山彦次郎って大阪西町奉行所の与力、つまり今でいう役人です。
そんな彦次郎に、
役人時代の自分の姿を重ね、「そうそう」と勝手に頷いているというわけです。(苦笑)

肝心な時に仕事ができない輩は(本人はそれにも気づいていないのですが)、もっと評判が悪いのですが、
そんな輩が多数を占め、
なおかつ、そんな無為無策無責任を信条にしている輩ほど出世するお役所では、
仕事ができない輩同士の甘えの構造ががっちりできあがっていますから、
決してそうした評判が表立たないだけの話なのです。

だって、中傷の母は嫉妬、父は無知ですからね。
嫉妬するところがなく、
自分の小さな器で理解できる相手を、中傷はしないというわけです。

自分よりも仕事ができ(外部評価は明確ですから)、
自分には理解できない(価値観が違うのですから)行動を取る相手を、
ひとは認めたくないし、恐れ、敵愾心を抱いてしまうのでしょうね。

彦次郎は、結局、覚悟の死を迎えるのですが、
僕はやはりこういう生き方にあこがれてしまいます。

最期に利之の言葉です。
「俺は、死にたがってはおらんよ。
ただ、生き続けるためには、やらなければならないことがある、と思っているだけだ。」
「(武士であることは捨てたが、)男であることは、捨てていない」
どうです、今時流行らない”ハードボイル”でしょ(笑)



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
彦次郎 吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる