吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

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zoom RSS 一番最後の課題

<<   作成日時 : 2010/09/15 23:53   >>

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今年の早生みかんは最悪の状況です。
日照りが1ケ月以上続いたことが原因です。

樹勢が弱りみかんの樹の葉が巻き始めていますし、
みかんの実も熟したからではなく、日光に灼けて黄色くなってしまっているのです。
また、実のサイズは小さく、酸度が高くなっています。

全国的にみても、
米は収穫量が少なく、粒径が小さかったり、白濁しているもの多い状況です。
野菜も青ネギが極端に不足するなど、
高温と水分不足で生育がわるかったり、枯れてしまったり、
病気や害虫の発生でやられてしまったりした地域が多いようです。

8月初旬までに収穫された果樹などは糖度が高く美味しかったのですが、
この8月を越えて収穫に入る作物には、かなりの被害が出て来ると思います。

異常気象も続いてくれれば対処のしようもあるのですが、
毎年、異なる異常気象になるものですから、
例年どころか昨年のことさえ参考にならないわけで、対処がとても難しいのです。

こんな場合には、
灌漑や農薬の経費、その作業ための生産者の労働時間も増えますから、
生産コストが普段以上に嵩みます。
私たちは、そんな努力をしてきちんと生産量を確保した生産者のために、
買い取り価格の見直しをすることにしています。
普段、こすと削減に努力してくれている生産者に感謝していますから。

でも、多くの企業は契約時の価格を変えないようです。
しれどころか、需給状況を盾に、販売価格を異常に高く設定したりして、
結局、生産者と消費者にしわ寄せが行くことになるわけです。

もちろん、流通事業者も苦しいわけですが、
流通コストの削減がどれほどなされてているのかと問われると、
多分、まともに答えられる企業はまだまだ少ないはずです。

店頭価格の根拠も、つきつめて聴いてみると、論理的な回答は得られません。
生産・流通のコストよりも隣の店の価格が根拠だとしか
考えられないようなケースが多々見受けられます。
販促費やセンターフィーなど、皆が首を傾げざるを得ない慣習をなくそうという動きも出て来ないのです。

世界の先進諸国の中で一番流通コストが高い国、それは日本だと言われています。
日本農業の再建のプロセスで、
一番最後に残る課題は旧態依然とした流通システムの改革になるのではないかと思います。


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