吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

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zoom RSS 未来を”いま”に変える力

<<   作成日時 : 2012/01/30 23:17   >>

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今日は彦根に出張でした。
彦根周辺は、米どころ、関西有数の穀倉地帯です。

ですが、つくっているのは米だけではありません。
米農家は転作補助金が出ることもあり、
生産調整を受け入れお米をつくらない圃場で麦や大豆をつくっています。

しかし、
北海道や九州の一部地域を除いて、基本的には麦や大豆の栽培に水田は向いていないのです。
ですから、大豆ですと北海道では600kg/10a収穫できるのに対して、
他の地域では収穫量が200kg/10a以下というのが普通です。

農家の所得向上や農地の有効利用などの視点から見ても、
また、税金の無駄遣いでは?という面からも問題ありですよね。
本当に不思議な制度です。
現場を知らないからこそつくれた制度なんだろうなと、変な感心さえしてしまいます。

僕たちは、
いま、米をつくらない水田のうち、
土壌、気候、用排水施設などのインフラ、他の管理作業との整合性など
畑作に適した水田で野菜をつくる取り組みを生産者と一緒にやろうという働きかけをしています。
全面的な転作が無知なら、まず、米や麦の裏作として野菜づくりをやりましょうという
取り組みを進めているのですね。

マーケットイン、つまり販路も価格も決め契約した上での取り組みですし、
業務用仕向けなので契約も価格も安定しているため、生産者は安心して生産に専念できるわけです。
補助金をもらうより、所得も確実に向上します。
あとは、生産者の腕次第ということになります。

今日もその取り組みの協議に行っていたのですが、
生産法人の社長さんも、若い野菜の責任者者も前向きで、具体的な検討・協議に入ることとなりました。
まだまだ、契約までには解決しなければならない問題もありますし、
取り組みが始まってからもいろいろなことを一緒に乗り越えて行く必要があるのですが、
とにかく、行動に移すことが大事だと思っています。

こうした取り組みが、
最近、全国あちこちで意外とスムーズに生産者に受け入れられるようになって来たことが、
何よりも時代の変化を実感させてくれます。
少し前までは、大変だったのですが…様々な動きが重なり合い一昨年来状況は一変しました。

現場で密やかに始まっている未来への動きに気づき、
辛抱強く取り組んで来た無名の人々の努力が、未来をまさしく”今の現実”に変える力なのだと、
思うこの頃です。

未来は、いま現場で生まれ、密やかに息づいているのです。
その未来の可能性に気づき、あらゆる困難に耐え、打ち勝ち、育て続けることが、
未来を現実に、未来を”現在”に変える力となるのですね。

役所の机上に、決して未来は生まれないのです。
未来が現実に変わるのは、現場なのです。





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