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zoom RSS 爆走する中国の食料確保戦略

<<   作成日時 : 2014/06/16 11:27   >>

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今日は、海外出張に行く前にやっておかなければならない防除作業をするためにお休みを頂きました。
するとFB農業者倶楽部で”暴走する中国の食料戦略の前に、日本の政府、商社は遅れをとっているのではないか?”とのご指名での質問が来ましたので、休憩中に取り急ぎ次のような回答を書き込んでみました。ちなみに、あくまでも個人的な見解、感想ですのでご留意ください。

”確かに中国のなりふりかわぬ暴走には日本の商社もついていけていないですね。"(-""-)"
ただ、日本の国内市場が縮小が縮む状況で、飼料穀物の輸入量を増やす必要性がないのも事実です。
買い手がないのに輸入はできないですから。もちろん必要量の確保ができなくなりそうなら話は別ですが。
中国は、とにかく食料を確保しなければ、国内での不満が爆発し、国家の統一を支えきれない恐れもありますから必死になっているという面もあるでしょう。

日本の商社も北南米中心で食料メジャーとの提携には動いていますが、アジア各国には進出の最中で、アフリカにはまだ本格参入できていないのも事実です。
ただ、東南アジア、南アジアでの活動をしながら感じているのは、中国が先に進出しているおかげで、逆に(皮肉な感じもしますが)中国との相対的な比較で日本企業、日本の商品や技術力への期待が高まっており、やりやすいなと実感する場面が多いのも事実です。

日本の商社も、ここ20〜30年内向きでしたが、国内市場では食べて行けないことに気づき、ようやく40〜50年前のフロンティア精神を取り戻しつつありますが、中国のような進出の仕方をまねる必要はないでしょう。みなさんからすれば、じれったいかもしれませんが、日本は日本らしくやらないとと考えています。

留意しなければならないのは、穀物の国際市場で中国にイニシアティブを握られることです。せめてコメの先物市場だけでも、日本がイニシアティブをとるべきなのですが、JA組織が反対するという愚挙に出る有様ですから情けないですね。もう一つ、日本にとって問題なのは、日本の農業技術への期待は大きいのですが、生産者、企業、政府組織がバラバラに進出し、日本にメリットのあるビジネスになっていないことです。まったく連携がとれていないのです。
特に生産者同士がなかなかビジネスで連携できないという日本の農業界の体質にあらためて嘆息することが多いです。

政府や自治体は、あいかわらずチャチャラした(失礼しました(+_+))キャンペーンやイベントが大好きで、本質的、戦略的な動きは見えないですね。特に政治が内向き(選挙)のパーフォーマンス重視から、国家戦略の実現という原点に戻るのはまだ先のことかもしれませんね。
ただ、JICAやJETRO、国の研究機関などと企業の連携は進んでいます。現場ではそれなりにみんな頑張っているのです。ちなみに私の所属している商社は、縁の下で頑張るのが立社精神でもあり、慎重なのが長所でも欠点でもあるので、他社のように派手なメディア・リリースでぶち上げたりはできないです。でも、密やかに頑張っているんですよ。(*^^*)*)”

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