吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

アクセスカウンタ

zoom RSS 白黒論

<<   作成日時 : 2014/11/19 21:22   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


明日は経団連会館で講演です。
与えられたテーマは「農業政策の現況と今後の展望」
先日、主催者と打ち合わせを行いましたが、
「いろいろな方が来られるので、バランスをとって頂いて」となかな難しいご注文です(^^;


農業は未だに政治依存度が高い産業です。
政治的影響度の高い分野では、どうしても短絡的な賛成か反対かという白黒論が多くなります。政治って、選挙がありますから、複雑な問題でも、わかりやすく刺激的に言い切る、つまり単純化する必要があります。ある意味、マーケティングですから、良いか悪いか、正しいか間違っているか、賛成か反対かと端的に立場を明確にする必要があるわけです。論理的に説明しても誰も聞いてくれないですものね。そういう意味では、小泉さんは本当に上手でしたよね。まさしくマーケティングの天才でした。
農業以外のビジネス分野では、そうした短絡的な議論はまずあり得ません。冷徹に様々な分析をし、現実的な選択肢を判断して行くことになります。白か黒かと言った単純な二択はまずないわけです。

例えば、TPP問題への対応がわかりやすいでしょう。
農業界では、きわめて情報が不足し、歪められた情報が多い状況下でも、賛成か反対かを打ち出した方や団体が多かったですよね。一方、民間企業では、あらゆる情報を収集し、いろいろな場合を想定して詳細なシュミレーションを行い、具体的な影響を分析試算し、対応策を検討し続けています。ビジネスにおいては、賛成か反対かといった単純な議論はほぼ意味を持ちません。
しかも交渉事ですし、各国の政治状況や国際市場の動向も絡みますから、状況はきわめて流動的です。
仮に陳情や提案などの政治的な行動をとらなくてはいけない場合でも、賛成か反対かではなく、どういう交渉戦略、条件が望ましいのかを具体的に表明し、提案する必要があります。しかも、動く状況を勘案しながら…。

今回の主催者の要望は、FACTを淡々としゃべって欲しいとのことですが、もちろんそう努めるにしても僕の判断や価値観はどこかしらに入ることになります(^_-)多分、残念ながら、いつもどおり歯切れの良い講演になってしまうでしょう。(スポーツを長くやってたおかげで、奥歯が無くなってしまい、なかなか奥歯にモノが挟まらないのです(+_+))

農業関係者が、講師が単に事実や分析結果を話しても、「あいつは賛成派」だとか「だれそれを批判した」とか色眼鏡で見なくなる日が来るのはまだまだ先になるかもしれません。それでも、講演をする者が自分自身の分析結果からブレてはいけない。そう思います。

さて、明日、僕が何をどうしゃべるのか、他人事のように僕自身が楽しみでもあります(*^^*)
何より、僕の後で講演される青山浩子さんの講演を聴くのが楽しみです。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
白黒論 吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる