吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

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zoom RSS そろそろ本当のことを話そうか @

<<   作成日時 : 2015/02/19 20:37   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

最近、何人かの後輩から同じことを聴かれました。
「あの噂は本当ですか?」と。

これまで、役人時代、理不尽な中傷をされても、一切僕は何も言わずに無視して来ました。
真実を知っている人間が何人かいて、わかってくれる人が何人かいれば良いと…。
でも、僕を信頼してくれる後輩たちが、心を痛めていることを知り、
そろそろ本当の事をいう時が来たのかなと思ったのです。

これから、少しずつ真実を話して行きたいと思います。
なんだかシリーズ化しそうですネ((*^^*)

今回はうつ病の部下についてです。
僕が役所の課長をしているとき、国の関係団体に出向していた職員が僕の課に異動して来ることになりました。
異動前に人事担当課長から、「彼はうつ病になっている。戦力にならないかもしれないが頼むよ。」との話がありました。
僕の課が所管する業務に関係する国の団体だったため、僕の課に戻るのが自然な形ではあったので、
あえて拒否することもなく受け入れることにしました。

部下たちにもきちんと伝え、負担をかけることになると思うが、
何とか誠実に対応しようと話しました。
僕の親戚にうつ病の患者がいたこともあり、いくらかの知識はあったのですが、
彼を受け入れるために、僕もあらためてうつ病について勉強したことを思いだします。

まず、彼が着任後、彼から話を聴きました。
彼曰く、出向先に優秀だけれども厳しい上司がいて、彼にいじめられうつ病になったとのことでした。
その時、感じたのは、彼がいじめられた相手が優秀で、有名であることを幾度も強調していたことです。
とりあえず、国の知人を通じて事実関係を確かめましたが、
いじめのようなことはなかったことがわかりました。
彼が国の団体に着任した時から既に症状が出ていたとのことです。

彼が所属する担当班長に頼み、班員と話し合った上で彼に任せる仕事を決めてもらいました。
1/2人分にも足りないような業務でしたが、とにかく負担をかけないように配慮してもらいました。
他の班員たちには本当に苦労をかけたと思います。
そのため、彼の業務指導については、班長に任せ、
日常的に彼と直接仕事の話をすることはその後全くなく、「どうだい?調子は?」と時々声をかける程度でした。

僕は、班長とともに、彼の奥さん、主治医と会い、対応策を教えてもらうとともに、
継続的に連絡を取り合う体制を整えました。
時々、調子が悪そうなときには、班長と私で彼の話を聴くようにしていました。

こうした対応で、休むことは多かったものの、大きな問題はなく時は過ぎました。
年度末になり、彼の様子が少しおかしくなって来たとの報告があり、
彼から話を聴くと「家族と一緒に住みたい」とのことでした。
彼は自分の実家に暮らしており、奥さんは奥さんの実家の近くの一戸建てに住んでいたのです。
そこで、奥さん、主治医と相談し、彼の希望に従って次の人事異動で彼が奥さんと一緒に暮らせるよう近くの出先機関に異動してもらうことになりました。
彼と奥さんからは「お世話になりました。感謝します。」とお礼を言われたのを憶えています。

彼が異動してしばらくしてから、
班長から彼が移動先で、「吉田課長が厳しくてうつ病になった。訴えてやるんだ。」と言いふらしているとの報告を受けました。
僕の課に異動して来た時、出向先の上司にいじめられて病気になったと言っていたことを思い出し、
なるほどなと納得しました。
つまり、今度は、僕が彼のターゲットになったわけです。

優秀で有名な相手に厳しくされたからうつ病になったと周りに言うことで、
(本当は自分は優秀なのだが凄い人に厳しくされてうつ病になってしまったのだと)
彼自身のプライドを保とうとしているわけです。
その時の僕は班長に
「今の上司はきちんと対応してくれているのかな?
対応してくれているのなら、放っておくしかないね。」と言いました。
僕を攻撃することで、彼のプライドが保てるなら仕方がないと諦めたのです。

唯一、心配だったのは、
その役所には、事実を確かめもせず、無責任に他人のうわさ話や陰口を言いふらす人間があまりにも多いことでした。
案の定、噂はどんどん広まったようでした。
僕はそんな役所の体質、風土にはあきあきしていましたし、
僕が言い訳する必要もないと素知らぬ顔で過ごすことにしました。
その結果、言いたい放題の状況になっていたようです(^^;

役所の監察官も半年ほど調査していたようですが、
ある日、僕を訪ねて来て、
「君が悪くないことがよくわかったよ。君は被害者だ。」とポツンと言っていたことを思い出します。

あらためて書き記しておきましょう。
僕は彼に厳しくし接したことなど一度もありません。仕事の話を直接したこともないのです。
担当班長も他の班員たちも、彼には最大限気をつかいながら誠実に接してくれていました。
彼のうつ病の原因は上司でも仕事でも職場でもなく彼自身にあったということです。
これが真実です。

恩を仇で返した彼に対して何も感情的な思いは一切ありません。
病なのですから、どうしようもないのです。
それよりも、情けないのは、
事実を確かめようともせず、無責任な噂話や陰口を楽しみ、他人を平気で傷つける多くの役人たち人格の卑しさです。
こうした風土は多分これからも変わらないのでしょうね。

役人時代、僕が厳しい上司と言われたのは、
怒鳴ったり、感情的に叱責したからではなく、僕の求める仕事のレベルが高かったからなのだと思っています。
と言っても、民間企業や納税者のみなさんから見れば、
僕の求めていた仕事のレベルなんて「そんなの基本中の基本だし、当たり前だろう?」と思われtるようなものなのですが、
その役所の役人たちにとっては、今まで求められたことのないレベルだったようです(*^^*)
彼らにとっては、ハードワークだったのでしょう。

課長の仕事は、
明確な方向性を示し、部下に任せればひたすら我慢し、最後は僕がケツを拭くことだと考えていましたから。
部下に怒鳴ったり、怒ったりすることはなかったですね。
管理職は仕事への情熱はあっても、いつもクールであるべきだというのが僕の信条です。

もちろん、役所にも、
僕の求める仕事のレベルをクリアしてくれる優秀な部下がいたからこそ、成果も上がったわけです。
ですから、そんな優秀で頑張った部下たちに厳しい上司だったと言われるのは納得がいきます。
しかし、一方で、能力が低く、やる気のない部下たちがいたのも事実です。
sかし、彼らに厳しかったと言われるのはいささか心外なのです。

部下の能力や士気の高さは遅くとも3か月あれば見抜けます。
能力の低い、やる気の無い部下に、高いレベルの仕事を求めるのはやはり無理です。
そのため、じっくり見守り、気づきのための示唆を与えながら、
本人の気づきとやる気の覚醒を待つしかありません。
それでもダメなら本人の希望を聴いて異動してもらうしかないと考えていました。
だから、そういう部下たちに厳しく接することはないのです。

ところが、そんな部下ほど厳しくされたと言いふらすものなのですよね"(-""-)"。
うつ病になった彼と同じで、自己保身や自己正当化という心理が働くのでしょうね。
自分の非や非力を認める勇気がないため、自己正当化のため、他人に責任転嫁する。
つまり、他人への陰口や中傷をするということになってしまうわけです。

こういう弱さは誰にでもあるものですが、
それを克服できない者が、
自分は「普通の人」(確かに多数派という意味ではそうですね。)である、
自分は「いいひと」であるという顔をしながら、実は最も卑劣なことをしてしまっているというわけです。
しかも多数派なので、組織の中では匿名性が保たれてしまいます。
つまり2チャンネルなんかと同じ構造なのです。

こうした組織の風土はなかなか変わらないものです。
だって、自分を変えられない人たちが多数派なのですから。
僕のいた役所の体質も永遠にその体質が変わることはないのかもしれませんね。






















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