吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

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zoom RSS いまそこにある危機

<<   作成日時 : 2009/10/15 00:43   >>

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九州で、
二つのJAを訪ねました。

どちらも、
いわゆる農協金融合併の嵐の中、自立を選択した小さなJAです。
平坦で大きな平野があるわけでもなく、
農業を営むには、決して恵まれていない環境です。
過疎化、高齢化も進んでいます。

しかし、
JAの組合長さんや職員の危機感と一体感が強く、
何とかしたいという強い意志がひしひしと感じられました。
実際に、農業ビジネスの基本である
直販や加工などにも積極的に取り組んでいます。

農業環境に恵まれ、豊かな地域のJAほど閉鎖的で保守的で、
環境に恵まれない地域ほど、開放的で進取の意気に富でいることは、
全国を訪ねながら感じて来たことなのですが、
そのことを改めて感じさせられました。

何とか、
この二つのJA、そして地域の再生のお手伝いを
できればと心から思いました。

この豊かなほど保守的という傾向は、
民間企業、役所を問わず、どんな組織でも見受けられるものです。
豊かな(現状維持が可能だと思われている)組織ほど、
組織の疲弊や陳腐化などの根本的な問題の進行が見えにくく、
また認識されても無視されやすいものです。

でも、
一見、豊かな組織の奥底で、
病巣は確実に静かに広がり、組織を蝕み続け、
最期は、モノに沸点があるように一気に崩壊への道をたどるものです。

そう、まるで自民党のように。

実は、この二つのJAのお隣には、大きく豊かなJAがあります。
確かに、お話してみても、時代環境の変化を直視できていないようです。
お題目のようなスローガンを繰り返し、
本当に取り組むべき本質的な問題からは目をそむけているのがよくわかります。

しかし、よく見てみると、
一見豊かなJAの管内でも、
やはり、高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増加が確実に進んでいるんです。
豊かさの影の病巣を見過ごすと手の施しようがなくなるのですが、
日々の生活に困っていない人々は、
危機から目をそむけ、逆に改革の目を摘みがちなものです。

まさしく、いまそこにある危機なのですが。
ヒトは、
見たいものしか見えない、
見たいものしか見ようとしない、
見たいと思うものにしか見えない、ものなのですね。

そう言えば、
今回の選挙で自民党が過半数以上の議席をとった地域って、
農業がさかんで、保守的なJAが多い地域のような気がします。
いわゆる古来からの米どころと言われる地域ですね。
やはり、日本農業の改革の最大の障壁は、やはり米作農業にあると言えるのでしょう。






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