吉田誠〜空飛ぶおやじのスローライフ

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zoom RSS 佳境のTPP交渉

<<   作成日時 : 2015/07/16 23:07   >>

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TPP交渉も佳境に入って来ました。
米国が主食米の輸入枠を17.5万tまで拡大するよう求めているわけですが、
当初は、輸入枠を拡大しても実際の輸入量はそんなに拡大しないだろうと考えていました。

というのは、次の理由からです。
生産コストには差があるものの、実際の輸入小売価格差はそんなに大きくない。
日本の米価が下がっている状況下で、値下げ競争も限界に来ている小売、外食、中食も、低価格だという理由だけで米国産米にとびつくようなことはないだろうという予測。
何よりも安全性と食味を重視する日本の消費者が、価格差だけで輸入米国産米を好んで買うとは思えないこと。
米国の単粒米生産量が既に頭打ちの状況にあり、輸出余力が少ないこと。(要求枠もほぼ予想(20万トン)通りでした。)


ですから、米国の本気度を実は疑っていました。
米を交渉の当て馬にして、別の要求を通そうとしているのではないかと…。

ところが、米国側もそんなことは百も承知だったのですね。
米国側も輸入枠の拡大だけでは、実際に日本に輸出販売できる米の量は増えないだろうということを十分認識していたのです。
(それをわかっていなかったのは、日本農業が潰れるなんて大騒ぎしていた日本のJAと農家と報道だけだったということですね(*_*;)

そこで、彼らは日本に”保障”を要求して来たというわけです。
つまり、日本が輸入枠を拡大するだけでなく、17.5万tの米国産米を日本政府が必ず買い取ることを約束しろと言っているのです。
これは、あまりにも横暴な要求ですよね。何が自由貿易協定だ!ということです。
市場ニーズのないものを無理やり買わそうなんて、完全に悪徳商法です。
ですから、”保障”を要求するなんてことは流石に僕も予想だにしていなかったのです。
(現在も、SBS、MA米という政府間取引で主食用米、加工用米の輸入は行われています。しかし、あくまで民間実需者による入札により買取が決まる仕組みです。市場ニーズで買取が決まるのです。最近は、落札されず入札が不調に終わることも多々あります。)

もちろん、日本政府もこの要求は拒否するものと期待していますが…。
最悪、米国の要求を呑まざるを得ない状況があったとしたら、
くだらないバラマキ補助金をやめて、米国産米の買い取り財源に充て、
「ハイハイ買ってあげましょう。
その替わり、市場では、買い手がないものですから、安くて良いですよね。
遺憾ながらアフリカなどの支援用に回させて頂きますよ。それでも良いですよね。」くらいの啖呵を切って欲しいものです。
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